公認会計士試験 社会人受験生は朝活すべきか?
朝活で可能性が広がる?
ビジネスマンをはじめ多くの方に注目されている朝活。
ライフワークバランスや働き方改革の一環で、早朝出勤前の時間を有効活用しようという風潮がここ数年間で広がりを見せています。
朝活といえば英会話やスポーツジムのようなきらきらとした活動が脚光を集めていますが、受験生の間でも朝から勉強に打ち込む地道な取り組みが浸透しつつあります。
今回は、朝活が社会人受験生にとってどんな意味を持つのか?朝活は受験勉強に取り入れるべきなのか?考えてみたいと思います。
勉強方法は人それぞれ
前提として、勉強方法は人それぞれです。
勤務時間、家族構成、集中できる時間など、様々な要素が個人の習慣に影響を与えます。公認会計士試験は何年間も続く長距離マラソンのような国家資格ですから、身体に合わない習慣は長続きしませんし、下手をすれば体調を崩しかねません。
低血圧の人が頑張って早起きをしたり、逆に眠いのに夜遅くまで根を積めて勉強したりといった無理を繰り返していると、必ずどこかで身体に支障をきたしてしまいます。
ですから、公認会計士のような長期戦前提の資格試験において自分に合った勉強方法を探すためには、まず自分をよく知ることが大切になってくるのです。
あなたは朝型?夜型?
結論として、朝活を必ずしも取り入れる必要はありません。
前述のとおり学習方法は人それぞれであり、朝活が合う人もいればそうでない人もいます。私は早朝からの勉強を習慣としていましたが、それはたまたま自分が朝型人間であったからです。
皆さんも自分に合った勉強方法を確立すればよいわけであり、必ずしも朝活に囚われる必要ありません。
ですが、それでは結論として面白くありません。そこで私が実際に朝活に取り組んだ結果として感じたメリットを振返りたいと思います。
早朝に試験勉強をする3つのメリット
集中できる
まず、朝活は勉強の集中力が高まります。
早朝は頭がスッキリしています。夜だと仕事で疲れた頭をブン回して勉強に取り組む必要がありますが、朝は出勤前なのでその心配はありません。
やってみてはじめて気付くことですが、朝と夜では天地の差ほど頭の回転が違うものです。
時間が限られていることも集中力を高める要素になります。私の場合、平日6時に起床し7時から8時までスタバのコーヒー片手に勉強をしていましたが、毎日1時間の限られた枠の中で最大の成果を出すよう心掛けていました。
同じ1時間でも夜間や休日だと間延びしてダラダラしてしまいがちですが、早朝は制限時間が決まっているため効率の良い勉強が可能となるのです。
たくさんの時間を与えられると怠けてしまう人にとって、朝の時間を活用する意義は大きいかもしれません。
邪魔が入らない
外部の邪魔が入りにくいことも朝活のメリットです。
業後にまとめて勉強しようと思っていても、残業せざるを得ないような状況になったり、クライアントから急件の電話が入ったりして予定が狂った経験はありませんか?
そうなると結果として時間と体力が奪われ寝落ち、せっかく立てた学習計画が台無しに…なんてことも社会人受験生にはよくあることです(←経験者談)。
その点、早朝は誰にも邪魔をされない環境で勉強に専念することができます。さすがに7時台に仕事の電話をかけてくる上司やクライアントはいませんでした。出勤前なので仕事の案件が頭をよぎることもありません。
勉強だけに専念できる早朝は、社会人にとって貴重な時間となる可能性が高いです。
自信がつく
最後に、朝活により仕事や受験に対する自信が持てるようになります。
人よりも早起きをして活動するというルーティンには、強い目的意識と固い意志が必要です。朝活には継続すること自体に大きな価値があるのです。
このような生活を1週間、1カ月、1年と続けていくと、自分の生活そのものに自信を持つことができるようになります。そして、この自信は仕事にも勉強にもプラスの影響をもたらします。
「今日も朝から勉強を頑張った」というプラスの感情は表情や思考に現れ、必ず仕事の成果に繋がります。仕事がうまくいっていると、余計な悩み事が減って勉強にさらに身が入るものです。
自己肯定感を高めるために、朝活を始めるのもよいのかもしれません。
まとめ
受験生の朝活メリットについてお話ししました。
人によって勉強の方法は千差万別ですが、個人的には朝活をやってよかったと強く感じています。
もし食わず嫌いで朝活を敬遠する方がいらっしゃれば、1週間でも1日でも朝活を始めてみてはいかがでしょうか?
今回は以上です。ご覧いただきありがとうございました。
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