根の詰めすぎはかえって非効率
公認会計士試験は範囲が広いうえ暗記の要素も多く、合格には一定水準以上の絶対勉強量が必要です。
この勉強量を意識するあまり、自分を追い込みすぎる受験生も毎年少なからず存在します。
熱意や姿勢は素晴らしいのですが、この過度な追い込みがかえって学習効率を下げてしまっているかもしれません。例えば、集中力が途切れて上の空になったり、注意散漫になって計算ミスをしていたりするようでは、なかなか受験勉強として成果を上げることは難しいでしょう。
もちろん勉強量をこなさないことには成績は上がりませんが、仕事と同じように勉強でも適度な息抜きが効果的なことがあります。
今回は、私が活用していた勉強息抜き法を3つピックアップして解説したいと思います。
受験勉強中 おすすめ息抜き3選
ランニング・筋トレなどの運動
机にかじりついて勉強を続けていると、身体に疲れが溜まってきます。
本来、人体は座って作業するように設計されていないので、座りっぱなしは体に悪いといわれています。肩が凝ったり、腰を痛めたりする原因にもなります。
特にデスクワークの方は、勉強だけでなく仕事でも椅子に座って作業しているため、姿勢が固定してしまい余計に疲労を感じやすいようです。
このような疲労は身体を動かすことによって改善します。
軽いランニングや筋トレは肩や腰の凝りをほぐし、気が向いたときに30分~1時間程度でサクッと済ませるだけで十分な効果を実感できます。
10分間ラジオ体操をするだけでも十分です。私もYoutubeのブックマークに登録して、試験直前など時間のないときは大活躍していました。私はやりませんでしたが、ヨガやピラティスなんかもいいかもしれませんね。
あくまで息抜きなので時間がかかりすぎるものはお勧めできませんが、勉強の集中力も高まりますので、身体のなまりを感じている人は取り入れてみてはいかがでしょうか。
音声メディアを聞きながら蒸気アイマスク
受験生の悩みで多いのが目の疲れです。
仕事でPC作業、受験勉強でテキストや問題集とにらめっこ、最近ではスマホでeラーニングなんかが増えてきましたので、受験生の目の疲労はどんどんたまっていきます。
私もドライアイに悩まされており、目が疲れたなんてレベルでなく、もはや目の痛みを感じて勉強どころではないなんてときもありました。
そんな眼精疲労によく効くアイテムが蒸気アイマスクです。10~20分間の間、じんわりと目を温めて疲れを癒してくれます。もともとドライアイの治療の一環でお医者さんに勧められて使い始めたのですが、見事にハマってしまい今でも常に在庫をストックしています。
薬局で簡単に手に入りますので、気になる方は一度お試しください。
蒸気アイマスクにも欠点があり、それは前が見えなくなることです(笑)。つまりアイマスクをつけたままの勉強は叶わないのです。
ですから、勉強はあきらめて好きな音声メディアを聞きながらリラックスしましょう。音楽を流すのもいいですし、Youtubeをラジオ代わりに聞くのもいいでしょう。
注意が必要なのは、スマホの画面を見ないことです。これでは、かえって目の疲れを悪化させることになってしまいます。
個人的には、音声プラットフォームのVoicyなんかがオススメです。パーソナリティが5~10分程度の音声コンテンツを配信しており、様々なカテゴリの小話を楽しむことができます。
蒸気アイマスクと音声メディアのコラボレーション、ぜひ試してみてください。
銭湯・サウナでリフレッシュ
身体の疲れも目の疲れも限界!全身リフレッシュしたい!
そんな願望をかなえてくれるのが、銭湯×サウナです。
普段、忙しい受験生はゆっくりお風呂に入るなんてこともできないかもしれません。だからこそ、週に一回くらいは大きなお風呂でくつろぐことも必要だと思います。全身を温めることで、凝った筋肉がほぐす効果も期待できます。
また、私はサウナが好きで銭湯では必ずセットで利用するのですが、汗と一緒に疲労が発散されていくように感じられ、この上ないリフレッシュとなっていました。
まとまった時間を使いますので、日常的な息抜きというよりも、ここぞのときに使いたい切り札的な息抜きといえるでしょう。
お風呂で疲れを流し、サウナで整えて、また明日からの勉強に備えましょう。
息抜きを上手く使って効率よく勉強しよう
受験生の目的は合格であり、そのための手段として圧倒的な勉強量をこなすことが必要ですが、ぶっ続けで勉強するだけでは身体にも気持ちにもガタがきてしまいます。
仕事と勉強のバランスをとることが大事なのと同じくらい、勉強のオンとオフのバランスをとることも大事なのです。このマネジメントがうまくいくと、メリハリの利いた効率の良い勉強ができるようになります。
自分流息抜き術をカスタマイズして、楽しく効率的に勉強するよう意識をしてみてください。
以上となります。ご覧いただきありがとうございました。
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