公認会計士試験に向いている人の特徴3選

会計士試験に向き・不向きはある?

みんなの憧れの的である公認会計士。そんな資格を持っている人は特別な人に違いないと考える人も多いでしょう。

そこで今回は、私の身の回りの会計士たちから考える公認会計士試験を受けるための資質についてお話してみようと思います。あなたがこれらの特徴にあてはまるのであれば、きっと試験を突破できるポテンシャルを持っているといえるでしょう。

以下、公認会計士に向いている人の特徴を3つ厳選して紹介していきます。

公認会計士試験に向いている人の3つの特徴

数字にアレルギーがない(むしろ好き)

特段、公認会計士試験では高度な数学知識は求められておらず、基本的に四則演算と電卓の使い方がわかればOKです。

ですが、数字に強いアレルギーを持っている人は、公認会計士試験には向かないかもしれません。膨大な量の定量情報を処理することが要求されるからです。

細かな違いはあれど、基本的に財務諸表はどこの国でもある程度共通しています。なぜなら、人類の共通言語である数字を用いて会社の業績を表しているからです。

目的が数字で会社を表現する以上、数字を扱う能力は必須です。

 

「昔から数字を見ると眠くなる」

「俺、数字アレルギーなんだ」

なんて人には少々厳しいかもしれません。

 

ただ、冒頭お話ししたように高度な数学的知識やずば抜けたセンスが必要なというわけではありませんので、あまり気にしなくてよいと思います。

勉強を進めるうちに逆に数字に強くなることも大いにありますので、考えるよりも先に机に向かった方がいいでしょう。

計画的にコツコツ準備できる

公認会計士試験は短期合格者でも2年、働きながら合格を目指すのであれば4年やそれ以上の時間がかかります。短期合格するつもりであっても、論文式試験は1年に1度しかチャンスがありませんので、万が一本番に力が発揮できなければ一年間延長…なんてこともあります。

個人差はあれど長期戦が前提となりますので、筋の良い計画を立てて忠実に実行していく能力が必要となってきます。行き当たりばったりの学習を続けていてもなかなか成果は出ません。

 

受験に専念できる環境ならば、基本的に予備校のカリキュラムに沿って学習をすすめればOKです。しかし、働いている会社員、部活や研究などに忙しい一部の学生など、予備校のカリキュラムに学習進度を合わせることができない人は、ある程度自分で計画と目標を立て、コツコツと勉強を積み重ねていくことが求められてきます。

予備校に「社会人向け」と謳われた受験コースなどが用意されていますが、申し込み直後から大量のテキストや資料が五月雨式に送られてくるため、一般的な会社員はまず消化しきれません。

自分の計画や勉強方針が定まっていないままだと、予備校のカリキュラムについていけないというこことだけで自信を無くしてしまい、「自分には会計士試験は無理だ…」と誤認してしまうおそれがあります。

 

なんとなく勉強を始めてしまった人は、簡単でよいので自分流の学習プログラムを作ってみましょう。計画を立てて、地道に努力を重ねれば合格は勝ち取れるはずです。

折れない心を持っている

試験勉強を長く続けている中で、努力が結果に結びつかない瞬間を必ず経験します。

・点数や偏差値が伸びない

・前の模試と同じところを間違える

・今回の本番試験は不合格だった

基本的に公認会計士試験の合格率は10%前後ですから、残りの90%の受験生は苦い想いを経験することとなります。一部例外を除いて、すべての受験生が困難に直面することになるのです。

 

この壁にぶちあたったときに受験生が取れる行動は、挑戦を続けるか諦めるかのどちらかしかありません。気持ちを持ち直してリベンジをする気概がなければ簡単に心が折れてしまいます。結果が出なかったときにこそが踏ん張り時なのです。

 

現在、社会で活躍している公認会計士は、100%が合格するまで諦めずに挑戦を続けた人です。結果が出るまで諦めない強い心を持つことが、公認会計士になるための最大の素養となるのです。

将来、自分が会計士として活躍する姿をイメージして決して諦めず、積極的な気持ちをもって努力を積み重ねましょう。

結局はあきらめない人が勝つ

以上、公認会計士試験に向いている人3選について考察しました。

話をしておいていうのもなんですが、結局は合格するまで諦めない人が試験に合格するんですね。

受験前に特別な知識やスキルは求められていません。一日でも早く勉強を始めて、合格への道のりを一歩ずつ進んでいきましょう。

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